流産した時(男性の方へ)

流産した女性の気持ち

妊娠が分かった時の喜びや周りからの祝福、出産後の生活の期待など、それまで楽しければ楽かったほど、嬉しければ嬉しかったほど、流産した時の悲しみは大きくなります。

それらの喜びが、一変して女性の心を締め付け、女性は自分を責める事となってしまいます。

あの時お腹に振動を与えたのが悪かったんじゃないか、あの事でストレスを感じていたのがいけなかったんじゃないか…。あれこれと思いを巡らせ、何度も泣いてしまいます。男性としても悲しい気持ちがあるでしょうが、女性の方がお腹の中の赤ちゃんとずっといた分、喪失感が大きいことを理解してください。

女性は肉体的にも負担がかかる

流産が確定してから数日から1週間くらいの間に、女性はお腹の赤ちゃんを取り出す手術をすることになります。

手術は麻酔が効いている間に終わるようですが、手術後当日は麻酔が残って頭がフラフラしますし、その後の出血や生理不順等も女性を不安にさせる原因となります。男性としては、しばらくは飲み会も控えて出来るだけ女性のそばにいてあげてください。

気持ちに区切りを付ける為の水子供養

私の場合、嫁の手術の2~3日後に水子供養の為、お寺に行きました(常光円満寺)。

3ヵ月目での流産だったので、名前もまだ決めていませんでしたが、今後その子たちを忘れない為に名前を付けました。双子でした。

お寺での水子供養の際に、お札に子供たちの名前を書いてくれました。お坊さん曰く、「亡くなった子供たちの魂は生き続けている。だからその子たちが一人ぼっちにならないように、ずっと覚えておいてあげて欲しい」とおっしゃってました。

そのお札を今でも寝室の目に見える場所に飾っています。賃貸の2Kの部屋なので広くなく、お札は毎日目につきます。なので心の中で「いってきます」、「ただいま」と簡単に挨拶はするようにしてます。また、お札は子供たちの分身と考えてもいいらしく、旅行に行く際なんかにも一緒に連れて行くことにしています。

心のケアには時間が掛かる

初産かどうかによっても違ってくるでしょうが、私の嫁の場合1年近く思い出してはたまに泣いていました。

男の私としては、肉体の痛みも伴わず、嫁と比べると妊娠したという実感も弱く、嫁の苦しみを100%理解する事は出来ませんでした。適当なことを言うのも嫌だったので慰めの言葉もあまりかけれませんでしたが、家での二人の時間を増やしたり、旅行や外食などで気を紛らわせるように努めてました。妊娠で諦めていた結婚旅行にも行けたので、ある程度は気が紛れたと思います。

私はこの流産の際に一度も泣くことが出来ませんでしたが、今思うときちんと向き合うことが出来ていなかったのかもしれません。嫁が何度も泣いていたのは、流産した事に向き合って乗り越えようとしていたからかもしれません。嫁が何度も泣いている時にまたか、と思ってしまうこともありましたが、もう少し思いやりを持てたらよかったなと反省してます。

皆さんも女性が流産を乗り越えようとする際にはそばで優しく見守ってあげてくださいね。

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